昭和30~40年代に流行っていた歌は幅広く、演歌・ポップス・フォークソングなどジャンルを問わず町に流れていました。歌手も豪華絢爛で美空ひばり・三橋美智也・越路吹雪・フランク永井・都はるみ・三波春夫・ザ、ピーナッツ・ザ、タイガースなどあげたら切りがないくらいです。
40年代は学生運動が盛んになり、フォークソングが町中で歌われ始め、岡林信康・吉田卓郎・フォーク、クルセダーズなどが人気があり、時代を象徴する人達が出てきました。
中でも私は、フォーク・クルセダーズのファンであり、3人(加藤和彦・北山修・はしだのりひこ)は素晴らしい才能を持っていると感じるが、残念な事にまもなく解散してしまいました。極端な言い方をすれば、日本のビートルズだと思っていましたし、短い期間でしたが、3人共に良い曲を残したと思っています。
最近、その中の1人加藤和彦が自殺した事にビックリし、残念でたまりません。きっと繊細な人なのだとおもいますが、もっと良い曲を遺して欲しかった。
後になって、北山修氏が語っていましたが、愛とは、恋をする事・家族を愛する事もそうだが、見つめ合うことではなく、お互いが見守り、共有することから始まる。世代に責任を持つことであると語っていました。
加藤氏に対する送り言葉だとおもいますが、心に沁みました。