団塊世代の末っ子

私は昭和26年生まれ6人兄弟の末っ子です。自分自身では、団塊世代と思ってはいませんが、姉や兄達の生活とほとんど変わらない暮らしをしてました。子供の頃は、食べる物も贅沢なものはなく、学校給食には脱脂粉乳が付きもので、その味が嫌で鼻をつまんでよく飲んでいました。
たまに、親に連れられてデパートに行くと、最上階に大食堂があり和食・中華・洋食などなんでもありました。その頃は、世の中で1番高いものはカツ丼だと思っていましたが、たまにはチキンライスも食べました。まだお子様ランチなどはなく、その後に出来てからはお子様ランチを食べるのが楽しみであり、ライスの上に世界の国旗が立っていて子供心に贅沢な商品だと感じていました。
少したってから,カツライスを注文したら、ナイフとフォークが付いてきてビックリし、親に使い方を習いながら食べましたが、なぜご飯をフォークの上に乗せて食べなくてはいけないのか、すくって食べた法が食べ安いのではないかといつも思っていた。
遊びは、学校で縄とびなどはみんなとしましたが、帰ってくるとランドセルを放り投げて、近くの原っぱで野球やカン蹴りなどをして遊んでましたが、夕食までは邪魔になるから、家に帰ってこない様に言われていました。
お小使い(5円~10円)をもらうと、すぐに近くにある駄菓子屋に行くのが常連で、周りでメンコやべーゴマをして遊んでいました、スマートボールもあり、それが後になって大人のパチンコになり、一種の子供の賭け事であった様に思います。
また場所を変えて遠征すると、所場代としてメンコやベーゴマを渡すのが仕来りであった。